インプラント即時荷重治療の話

インプラント治療で、即時荷重がすっかり大人しくなってしまいましたね。
丁度1年前が嘘のようです。
あの頃は、我も我もと即時荷重、即時負荷出来ますよと宣伝が喧しい状態でした。
あれから1年経ち、何時の間にやら、極少数に成ってしまいました。
あいも変らず即時荷重出来ますよ、それも複数本の部分的な欠損でもしていますよ、と出せているのはほんの数人です。
即時荷重出来ると出している所は、抜歯同時の1本の即時荷重か、総義歯の方の即時荷重治療ばかりです。
専門家なら良く分かるでしょうが、部分的な欠損の治療が一番難しいのです。
入れ歯で言う所の、部分入歯が一番難しいのと全く同じです。
そして、インプラントを考えている方の殆どが、部分入歯が嫌でインプラントの方なのです。
結局、即時荷重出来ると息巻いてても、部分的な欠損に出来なければ実質的に意味がないと、私個人の責任で断言します。
それも、加えて近年強く言われだしたMISミニマムインバッシブサージェリー、最小限の侵襲で最大限の成果を出すオペを、即時荷重で出来ているかどうかと言うと、甚だ怪しいと考えています。
じゃあ私はと問われれば、私は2003年から改良しだし、相反する課題を解決出来る工夫を、DRラムに頂いた教えを元に編み出しています。
既に今年で5年目を迎えています。
一朝一夕なものでは断じてありません。
だからこそ、再びPRDで、2000通以上の論文の応募の中から、15本〜25本の論文に選ばれたのです。
世界が出来ると言い出してから、並ぼうとして始めたものではなく、全く同時期にやり、私の方が先んじていた事の証明でもあります。
私の即時荷重は、昨日今日の底の浅いものではありません。
しかもMISでもあります。
ですから、患者さんは全く痛まず腫れず、快適でたった1回で済むオペを含む治療で歯まで治っているのです。
部分的な欠損でも、チャンと出来ています。
よくよくネット上で調べて頂ければ、私が並外れた技量の主であると分かると思います。
それでも、改良進化はまだまだ続きます。
究極に達するまで向上は終わらないのです。