インプラント治療は歯周病治療の延長です

インプラント治療は、外科の治療である事は確かに間違いない。
しかし、インプラント周囲を取り巻くものは骨だけではなく、歯肉もある。
要するに歯周組織が支えているのである。
その専門家は、歯周病治療に通じているDRである。
従って、外科だけが得意なDRでは足りない。
歯周病治療に通じているDRが一番安心出来るのである。
ここの知識が、患者さんだけでなくDRでも足りない事がある。
恐ろしい事だと明言しよう。
歯周組織がしっかりしているからこそ、インプラントのみならず、天然歯も長く保てる治療が出来るのである。
その為、私はAAPアメリカの歯周病学会には出来るだけ毎年参加する。
この学会では歯周病の話は勿論、インプラントの話、補綴の話まで複合的、包括的、学際的に聞けるからである。
こう言う学会は残念ながら国内では味わえない。
志有るDR達にはぜひ参加して欲しいと望む所以である。