インプラント治療の未来は

間違いなく、患者さんに優しいがキーワードになるでしょう。
患者さんに優しいとは、まず手術しても痛くない、腫れない、普通にすぐに何ともなく帰宅出来る事。
翌日でも、腫れない痛まない傷口が凄く綺麗で、手術してあるのを自覚出来ないくらいに楽な感じがする。
手術医が必ず翌日の状態を、実際にお会いして、メンテナンスして把握して、何ともないことを確認できている。
すなわち手術していても、本当に楽で、苦痛や苦行を強いない治療です。
そして、治療の時間短縮として、即時荷重当日の内に仮にでも歯がある事。
見た目の事や、口の中の感覚として隙間があるのではなく歯があって綺麗に見える事。
家族や友人に会っても、普通と変わらない状態でニコニコ微笑んでいられる事。
平気で外に出れる。
そう言う治療でしょう。

振り返って現在を見ると、インプラント治療は侵襲が大きくて大変だという情報も知れ渡りだしています。
曰く、手術したら半年は苦しみますよとか、術直後翌日とかは来院させて貰えず、不安を抱えてこれで良いんだろうかと家で動けずに、痛みや腫れに耐えている。
手術して1週間2週間後でないとDRと会えない環境のまま、ただただ待たされている。
骨を造れると言われて、してみたけれど、腫れて痛くて外に出れない。
骨が出来るのに半年も待たされて、インプラント植立ようやくしたけれど、完全に固まるまでと言われて、又4ヶ月以上待たされ歯もなんにもない状態で待たされる。
しかも、歯肉が足らないと言われて歯肉の移植手術受けたら、これが又血が止まり難くて痛くて堪らない。
やっと仮歯が入って歯肉が落ち着くまで、又、1ヶ月以上待たされる。
いったい何故こんな羽目になったんだろう?
本当にこう言う治療しかないんだろうか?
不安を抱えながら、こんなもんですよと言われ何とか不安を乗り越えるしかない。
DRから電話だけ貰っても、大丈夫ですとしか言えず、ひたすらもう手術を受けてしまったのだから仕方ないで、DRのお慈悲に縋るしかない状態のままにされている。
こんな治療に成っているのだ、と言えるかも知れません。

こんなことで良いのでしょうか?
これを苦行と言わずして、何を苦行と言うのでしょう。
こんな状態が正確に伝わったら、誰がインプラントをしようと思うでしょうか?
ネット上を始め宣伝は、良い事ばかりを書き連ねています。
それを達成する為に、どれ程の苦行を乗り越えなければ成らないかを明らかにしている所があるでしょうか?

今はまだインプラント治療は、発展途上です。
歴史に学び、最新をしっかりとフォローし、実践しているDRでなければ、苦行に成らない治療を提供してくれません。

選択眼をしっかりと持って、インプラント治療を受けて下さい。