インプラントで部分入歯、ブリッジをなくしましょう!

日本では現在でも尚、歯を失った時の治療の第一選択はブリッジや部分入歯でしょう。
しかし、この治し方が結果的に、又歯を失う原因に成り、最終的に大き目の部分入歯(一般的には奥歯を2〜3本失って)を入れる羽目に成って、インプラントを本格的に検討する事に成るのが一番多いでしょう。
恐らくは、日本国内では、インプラントを考えられる方の原因は、部分的な入歯に成ってしまうのを避けるための治療が、最大の需要であると思います。

人口比から考えてもこれからは、日本も欧米化しだし、総入歯の方は減るでしょう。
現時点でも、総義歯の方は若いDRの元には中々掛からず、必然的に若いDRは総義歯を得意に成れず、インプラントの適応を勧めてしまう傾向が強まると考えます。
残念ながら、これは非常に危険な傾向であると預言します。
総義歯を苦手とするDRがインプラントをしてしまうと、人工歯が何処に来るのかの予測が甘く成りがちで、結果的に物理学的に無理な設計を取らざるを得ないからです。
特に最近流行のALL−ON−4は危険そのものでしょう。
成功率が97%位に固まり,治療方法が明らかに成るまではやるべきではないと考えて、私は全くしていません。
DRマロはそれ位成功していると言っているそうですが、まだ時間経過も足りず、今年のAOでもかなりその会社自体が叩かれていましたので、賛成出来ないと言うのが、素直な感想です。

それよりも、現時点でも既に、部分的な歯の喪失で食い止めて、インプラントと天然歯で歯列を維持する方が本流であると考えます。
その為には、1本でも歯を喪失した段階でインプラントで治療をし、隣の歯とかに迷惑をかけず、綺麗な歯列を維持する事をお勧めします。

特に、一番多い部分入歯の方々に、インプラントで綺麗な歯列に治し、生涯維持する事こそ、必要な治療であると考えます。
何よりも、これ以上自分の歯をなくさない、最小限の介入で最大の効果を挙げる、最小本数のインプラントで咬合を回復させて、残存天然歯の負担を軽くし、生涯維持させる、それが究極の目的です。

私は、その為に即時荷重インプラントをしているのです。
これが、咬合を回復させられるのに最短時間で出来るからです。

究極は歯を守る為に、部分的な喪失にこそ即時荷重インプラント
これが我が生涯の目的、使命です。