インプラントの最新治療、即時荷重インプラント治療

昨年一年は、国内における即時荷重インプラント治療の元年、と言える年であったと思います。
ALL-ON-4始め、抜歯即時植立即時荷重、極めつけは高田の馬場の林先生でしょう。
私自身は2000年から始めていたので、7年が過ぎ8年目に突入しています。
今最も熱い、皆が競い合って色々試行錯誤している分野でしょう。
が、今年に成って即時荷重の怖さが身に染みたのか、退潮傾向の所ばかりです。
経験上、そうなんだろうなと感じます。
即時荷重は非常に危険な治療です。
失敗してしまう位なら、歯を入れず蓋して終わりにしてしまう方が安全です。
これには、私も大賛成です。
無理はしてはいけません。
皆さん始めは慎重にしますので、気を配り、当然成功させます。
が、出来る気に成った時が危ない。
何故なら即時荷重は、非常にテクニックセンシティブな治療だからです。
要するに成功させる為の幅が非常に狭い、厳しい治療であると言う事です。
しかも、その兆候を見抜くのが難しいのです。
ここら辺の話は、専門的に成り過ぎるのでここではしません。

即時荷重は非常にハイレベルであると知って下さい。
そして、中でも部分的な欠損の場合が、一番難しいのです。

即時荷重は素晴しい治療方法です。
しかし、そう簡単ではないと知り、くれぐれも変な所に引っ掛からないようにご注意下さい。