インプラント治療ではCTは必須に成るでしょう

現在マイクロCTが驚異的な勢いで広まっています。
私が所有している、最高画像のモリタの3DXは、去年で120台以上取り付けられたそうです。
新規開業時にCTを組み込んで開業と言う方も出て来ている位です。
他社のマイクロCTを含めると、昨年で国内で200台以上の歯科用CTが取り付けられ稼動していると言う事です。
これは何を意味しているかと言うと、取りも直さずその重要性を皆が認識しているからであると断言しても良いでしょう。
確かにこれらの機器は大変な高額です。
モリタ社のものは3000万円します。
周辺機器を揃えれば3500万の投資は必要です。
ですから、DR間でもマイクロCTに対しては、中々手が出ないと言われます。
しかし、DRでベンツに乗っていたり、高級車している方が如何に沢山いるか、皆さんの方が良くご存知でしょう。
それを、暫く買い替えとか購入を我慢すれば、CTは現実に手に入ると言う事です。
私も、どうしても入れなければ成らなくなった為に、銀行頼み込んで融資して頂いて導入しました。
これから、10年かけて返済します。
要するに導入したければ、導入できると言う事です。
それをせずにベンツ等高級外車に乗りながら、患者さんに向けての設備投資しないと言うのは、如何なものなのでしょうか。
確かに、場所をとりますので難しい面はあるでしょうが、私は院長室を潰して入れました。
友人のDRは更衣室を改良して、更衣室の一部として入れたりしています。
やろうと思えば案外出来るものです。
言い訳ばかりせずに、まずそこを考えて頂きたいものです。
全ては患者さんの為なのですから。
どうしても無理な方は、今後すぐ近くに持っているDRが出現する可能性が高いですから、提携すべきです。
商圏が重なるとか、狭量な事を問題視していてはいけないと明言します。
マイクロCTが見せてくれる新しいインプラントの世界は、驚異的な進化を齎して来ています。
又、患者さん達にも選ばれています。
自分が患者に成る場合を考えても、設備の面で問題が無い事は、まず第一条件ではないでしょうか。
インプラント治療とマイクロCTは、殆ど一対と考えるべき時代に成っているのです。