インプラント治療を拡大鏡下で

日本国内でどれ位拡大鏡が広まっているか分かりませんが、私自身が海外のDRの仕事を始めて見た2000年当時で、既に彼らは拡大鏡は当然のように使用されていました。
私自身も、それに影響されて拡大鏡を使用して来ていますが、最近まで国内ではまだ今一つのようですね。
今現在では拡大鏡使用しないで、治療行為をする事は拙いんじゃないかなと、感じます。
私は、インプラントのオペでも愛用しています。
これが細かいオペを出来る大本に成っています。
但し欠点は、大きくクリアに見える為に、時間が掛かると言う事でしょうか。
逆に言うと、拡大鏡なしの場合は細かいオペ出来てなかったんだな、と今は考えています。
それ位MIS痛みなし腫れなし快適な治療では、拡大鏡の果たしている役目は大きいと感じています。
以前中野の方某DRが専門誌上で、MISをインプラント治療で書いていましたが、恐らくあの方は拡大鏡使用していないと推測します。
通常の視力ではあれが限界なんでしょう。
全くMISを語れるレベルではなかったのに、それが出てきた背景は、拡大鏡なしでの印象で評価しているからでしょう。
大鏡下でも、使いこなして成れれば、通常と遜色ない速さで処置出来るように必ずなれます。
インプラント等の細心の注意を払って行う治療は、拡大鏡を使用するべきと指摘したいと思います。
又、患者さんにはそう言うDRを選択されるように、助言します。