2回法しなくてもいいのに、今でもしているのは誰だ!

これだけ言い続けているのに、まだまだ2回法でしなくても良い方に、2回法でしているのを、又見てしまいました。
今回ご相談にお見えに成った方がそうです。
咬み合わせが変で、相談に見えたのですが、レントゲンを見てビックリ。
2回法のインプラントが入っていたからです。
しかも、何故2回法なのか全く理解出来ない状況です。
お聞きすると、縫合をしないオペをしてくれたそうです。
なら何故そのままアバットメントを付け手、1回法で終了してあげないのか。
私には、全く分かりません。
別に私は必ず1回法のインプラントで、して下さい、とは言っていません。
始めから使っているインプラントでアバットメントを出して、1回法で済ませればいいのです。
何故わざわざ縫合をしない方法でして、歯肉がインプラント上に盛り上がってくるのを待って、又改めて頭だしするのか?
私には、分かりません。
単純に聞いてて2度手間ではありませんか?
更には今回の方の場合なら、私なら多分即時荷重まで出来ます。
そうすれば、始めから歯があるんです。
しかも治癒期間も早く、快適です。
何故、こんな馬鹿馬鹿しい事を繰り返し繰り返し言わねば成らないのか、憤慨やる方ない思いです。
殆どの方が1回法で出来るのに2回法でされている。
だから、私はオーバートリートメントだと明言するんです。
2回法の方が今尚優勢な、国内ではそれだけでもうオーバートリートメントでしょう。
私はいつも国内のオペは90%以上が、オーバートリートメントであると発言しています。
ネット上ではミニマムインバッシブ最小限の侵襲手術を実践していると明言してて、マイクロスコープを使用していないDRも散見します。
言葉の定義が実にいい加減です。
国内の場合は、言ったもん勝ち的状況です。
そんな事言って良いなら、私なんか侵襲なしの手術をしていますと言って良いかも知れないくらい極々最小限の侵襲手術をしていますと、言います。
欧米では普通のレベルのものを、国内では凄いと言うのは道義に反していませんか?
確かに日本は遅れていますが、言い過ぎは如何なものでしょう。
こんなだから、何時までも2回法が蔓延るのです。
本当に凄い本物と、まがいものの偽者が区別出来なくなる。
まずは2回法を珍しい手術にする事で、世の中を変えましょう。