インプラントの世界情勢

今回もAOインプラント学会に参加して来て、非常に強く感じたのは即時と言う言葉の意味が、どんどん当たり前に成って来て、やがては即時が通常で、現在の方法が待時と言うようになるであろうと言う事です。

それ位、即時は当たり前のように出て来ていて、即時だらけであったと報告します。

日本では即時があるメーカー主導で宣伝され、又販売されていますが、そのメーカーは今回DRアルブレクソンによって猛攻激されていました。

余りにも目に余る商業主義で、科学的考察やデータが不足して安易に売られすぎであると言う事です。
そのせいで、成功率が70%そこそこであると指摘されていました。
今時成功率70%のインプラントなど考えられません。
通常なら96%以上な筈です。

こう言う生の情報が得られる事が海外の学会の最大の魅力です。
皆歯に衣着せず、主張を展開して遺恨を全く残さない。
これだから、海外の学会は止められません。

平気で最大のスポンサーを攻撃出来る、議論が自由闊達に出来る雰囲気。
その点だけでも称えられるべきと、私は信じます。

さて、そのメーカーはどこか、皆さんお分かりですよね。
ノー○ルです。
批判されていたインプラントは、ダ○レ○トです。
一応念の為。